2016年04月22日

New Release! "Insane Geisha Dance"

2015秋のM3で出した新譜3タイトルを一挙Online Release!

"Insane Geisha Dance"
和楽器やガムランなど、オリエンタルなサウンドを四つ打ちクラブミュージックと融合させた『オリエンタルハウス』のEP。DJ zetuとの共作も収録。Oriental ChaosとNorimaki RollsについてはJAPONESQUE MUSIQUEさんからリリースされている為、当オンラインアルバムには未収録。

InsaneGeishaDance_RN_fixed.jpg

iTunes Store
Bandcamp

トラック解説:
Track 1: Island Geisha Dance
全体的に生音の多い、BPM遅めのゆったりとしたOriental House。本物の琴と三味線の音をサンプリングして使用しています。琴の演奏方法はポルタメントなど色々ある事を学びました。適当に弄っていても和音階が出るのが楽しい楽器でもあります。

Track 2: Island Cuisine
キック押せ押せでパーカッションとバリ島のガムランサウンドで畳み掛ける、割と展開の派手なオリエンタル&トロピカルなTech House。NHKの放送大学大学院の脳科学・社会学・情報学のプログラム『音楽・情報・脳』によると、ガムラン演奏には可聴域以上の周波数成分が多く含まれ、耳では感知は出来ませんが身体全体では感じており、強い陶酔感を与えるとの事です。ガムランの可聴域以上の音は普通のスピーカーでは再生不能なので、是非、生で聴いてみたいものです。

Track 3: Tokyo Utsushi
CardiacTranceとDJ zetuが共作したOriental House。パーカッションや口琴、神楽笛など生音の使用が多い。House寄りのトラックメイカーであるDJ zetuと、Techno寄りのCardiacTranceの両者のサウンドのバランスが取れている一曲。ブレイクには能の謡いを意識した声ネタが入り、幽玄で意外な展開となっている。能舞台は一度見に行った事がありますが、一種のミニマルミュージックだと思いました。四つ打ちとの相性は良いと思います。

Track 4: Insane Geisha Dance (Minimal Remix)
Track 01 "Insane Geisha Dance"のMinimal Remix。原曲とは対照的に、重いキックと、ひたすらストイックな反復が続く。原型は殆ど留めておらず、同じ琴のサンプルとリズムパターンを使っている程度である。パーカッションはNorimaki Rolls(未収録)にも使用した韓国の打楽器『チャンゴ』で、こちらも生の音を何パターンもサンプリングして使っています。

posted by Yotsuchi Systems at 22:38| Comment(0) | リリース / Releases | 更新情報をチェックする

New Release! "Her Weirdness."

2015秋のM3で出した新譜3タイトルを一挙Online Release!

"Her Weirdness."
CardiacTranceが普段作るジャンルとは微妙に外れている、実験的な曲が中心のアルバム。ネタ曲、変な曲も多い。詰まりはジャンル不明の四つ打ちのアソートアルバムである。

HerWeirdness_RN.jpg

iTunes Store
Bandcamp

トラック解説:
Track 1: Crawling Darkness
タイトルの和訳は『這い回る闇』。
ボコーダーで加工された不気味な声ネタの入るダークなTechno。闇が這い回ると言うのは、そのむかし、時差ボケによる睡眠障害の為に処方されたマ○スリーでドンギマリになってしまったCardiacTranceがmixiの日記に書き込んだうわ言である。シンセのウワモノなんかはMassiveで作ってますが、あまりMassiveらしくないサウンドだなと思います。

Track 2: Rooster Industry
地味だけど、このアルバムの中で一番真面目にテクノしている曲だと思います。ウワモノがニワトリの群れのように騒がしいので『Rooster Industry』(ニワトリ工場)と命名。ニワトリを生産している工場なのか、ニワトリが何かを生産している工場なのかは不明。

Track 3: Dirty Pink-Tech
同乗者がいる時に決して車で聴いてはいけないウッフンアッハンTechno。本人でさえも赤面してしまうのであまり聴かない。家族と一緒に住んでいるお友達もご注意。サンプラーでパッド叩いて『ウッフンアッハン』ボイスが出たら面白いと言う思い付きから出来上がってしまった曲。Massiveで作ったエロいベースラインと、Dirty Dutch HouseのようなFunnyなシンセリードがマッチしていると思います。

Track 4: Outerspace Hallucination
SFの要素が入ったMinimal Techno。イメージとしては宇宙で何かの実験をやっていて、被験者がサイケデリックなトランス状態に陥ってしまい、バイタルサインがやばくなって、立て直そうとオペレーター達が色々頑張っている感じです。SF映画だとよくあるシチュエーションですね。リズム隊に心音をfeatureしている事もあり、カテゴリ的にはメディカルテクノに分類されるとも言える曲です。

Track 5: Hyper Sidechain Me
すっかり定着したサイドチェインコンプ。クラブイベントに行って、ジャンルに関わらず、一度も聴かない事が珍しいほどポピュラーなエフェクトです。使われ過ぎていると感じるほどです。Hyper Sidechain Meは某ドキュメンタリー映画のタイトルのオマージュです。CardiacTranceとしては珍しく、ハードスタイルやトランスの要素が入った曲。

Track 6: Lamiktal and on and on
ベース含め、三角波から作った音色を多用した、全体的に柔らかい『奇麗目』Techno。曲名は某有名曲のタイトルを捩ったもの。テクノ好きな方は元ネタが分かるかもしれません。元ネタは鳥の名前だと思いますが。女性ボーカルの繰り返しも某曲をリスペクトしています。

Track 7: Perfusion Index -Hentai Mix-
『Sexy Techno Med School』収録曲 "Perfusion Index" の別バージョン。医療ドラマで有名(?)な台詞『先生!サチュレーションが下がってます!』をCardiacTranceが8拍毎に声色を変えて演技するコミカルな馬鹿ソング。この曲の録音でCardiacTranceは『先生!サチュレーションが下がってます!』と1000回は言ったらしい。2回ほど、本気で舌を噛んだらしい。バックで聞こえているビープ音はリアルタイムで録音したパルスオキシメーターの音で、CardiacTranceが2回、サチュレーションが40%台に下がるまで息を止めたらしい。しかも3テイクぐらい録ったらしい。身体を張ったと言う意味でも、馬鹿ソング。

posted by Yotsuchi Systems at 21:54| Comment(0) | リリース / Releases | 更新情報をチェックする

New Release! "Sexy Techno Med School"

2015秋のM3で出した新譜3タイトルを一挙Online Release!

"Sexy Techno Med School"
CardiacTranceが提唱する新ジャンル『Medical Techno(メディカルテクノ)』の1stアルバム。医療ネタを織り交ぜたマニアックなクラブサウンド。医療だけに不謹慎と囚われがちなネタも含まれるが『最終的な展開ではハッピーエンドにする』がメディカルテクノに於けるCardiacTranceのポリシー。心停止しても必ず復活するし、下がったサチュレーションは上がります。

SexyTechnoMedSchool_RN.jpg

iTunes Store
Bandcamp

一部トラック解説:
Track 1: Perfusion Index
アッパーで軽快なHouseナンバー。展開の所々で用いられる"Perfusion Index"と言う声ネタですが、意味は『灌流指標』。日本語にするとあまりカッコ良くないですね。パルスオキシメトリーの用語で、業界大手の米国Masimo社が提唱しました。ざっくり言えば測定部位の循環の状態を表す指標です。最近は安価なパルスオキシメーターでもPerfusion Index(PI)が表示されるものがあります。PIは『これが正常』と言う値は無く(PI>1が測定には望ましいが)同じ人でも動きの激しいものなので、その多様性をリズムトラックの構成で表現しました。

Track 3: Check-Call-Care
怪しい雰囲気の漂うTechnoナンバー。Massiveの変態的な波形とモジュレーションを多用して制作したシンセパッチが多いため、微妙にEDM的な風味もあります。"Check-Call-Care"とは救急救命の基礎的な行動の順序です。倒れている人を見たら、先ずは自分の安全も含め状況を確認(Check)。そして救急車などの助けを呼ぶ(Call)。そして応急処置を開始する(Care)です。慌てて救助に向かって自分も巻き込まれる二次災害には気をつけないと、と思って書いた曲です。それ以外に入ってくる声ネタの殆どはAED(自動体外式除細動器。そうです、駅や公共施設に置いてある電気ショックのマシンです!)の音声ガイド風の台詞です。AEDの取り扱いは簡単ですが、講習は受けておいた方が良いと思います。

Track 4: Pulse Oximetry
色々な意味でド変態で怪しすぎる正統派(?)メディカルテクノ。声ネタは、別名義で『制御棒侍』シリーズなどに楽曲提供もしている、オランダ人電子音楽アーティスト、Rutger aka Domi-chanに依頼しました。エフェクトのSaturationをキックなどに使用したり、Battery 4のApnea Kitを多用したりと地味にタイトルに沿った音作りをしています。ド直球なタイトルの通り、パルスオキシメトリーの曲です。曲中に登場するSpO2とは、ざっくり言うと血中の酸素濃度です。2種類の光を照射するセンサを使って無侵襲(針を刺したりする必要が無い)で測定できます。病院で指をクリップのようなもので挟まれた経験のある方もいるかもしれません。アレです。医療ドラマで『酸素飽和度が下がってます!』『先生、サチュレーションが!』とか叫んでいるのはSpO2の事です。

Track 5: Electrocardiographic Artifact
アシッドなTechno。タイトルは『心電図のノイズ』みたいな意味です。心電図を録る時に患者が動いてしまったり、筋肉の動きで筋電図が混入して邪魔なノイズになってしまったものが『アーチファクト』です。Volca BassのFatなノコギリ波ベースのAcid Soundを聴いているうちに『歯磨きVT』と言う単語が頭に浮かんできたので、このタイトルです。歯磨きVTとは、患者が歯磨きをすると心電図に乗ってしまうアーチファクトで、VTと言う不整脈によく似たノコギリ歯と言うかレゾナンスがかかった感じの波形が出てしまうのです。ブレイクに入るとよく聴こえますが、曲全体でリズムトラックの一部として心音を使っています。

Track 6: Heartsound-Induced Narcosis
キックからシンセ以外のウワモノまで、とにかく心臓の音をフル活用して制作されたTechnoです。クラブミュージックのプロトコルに沿った四つ打ちですが、Electronicaのような実験的な面も多い曲です。心音を聴診する時に、お医者さんは聴診器の位置を少しずつずらしながら聴きますが、それはざっくり言えば、心臓の4つある弁を中心に領域を分けて聴いています。ちょっと場所を変えるだけで違う音が聴こえるのです。聴診器を持っている人は是非ご自身で試してみてください。この曲では各領域の音を別々に録り、波形を切ってサンプラーに落とし込み、パッドにアサインして、ドラムを叩くように心音を演奏しています。ウワモノの一部も、イヤになるぐらいにエフェクトを挿した、原型を留めていない心音だったりします。タイトルはこの曲の独特な陶酔感から『心音による麻酔』と付けました。

Track 8: Life Stream
一昔前の定義で言うプログレッシブハウスのような構成の曲。Track 04: Pulse Oximetryで声ネタを提供したRutger aka Domi-chanの心音サンプルを使用。録音してみると分かるのですが、心音は意外に弱くて細い音で、倍音もあまりリッチとは言えないため、相当加工しないと使い物になりません。しかし人によってはRutger氏のように、響きが良くて加工があまり必要の無い場合もあります。
posted by Yotsuchi Systems at 20:39| Comment(0) | リリース / Releases | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。